ボードゲーム中に流したいMV集【ブラッディ・イン編】
皆様ごきげんよう、この前コロコロ堂で遊んだときに「ブラッディ・インが好きです!」と言ったら「そんな人珍しいですよ」と店員さんに言われたAkickoです。
面白いのに!
ボードゲーム中に聴きたい音楽
自宅でゲーム会を開く際、結構こだわるのがBGM。できるだけ、ゲームの雰囲気を盛り上げてくれそうな音楽をかけたいなと思ってプレイリストを作っています。
今回は大好きなボードゲーム『ブラッディ・イン』を自宅ゲーム会でプレイするなら・・・というテーマで色々と妄想してみました。
『ブラッディ・イン』を遊んだことのない方のために簡単に説明すると、これはフランスの片田舎にある宿屋を経営する一族となり、泊まりに来た客を買収して別の客を殺し、遺体を埋葬すると殺された客の金品を奪える、という大変恐ろしい設定のゲームです。
ただ、設定を取っ払うとそれぞれ異なる能力を持つカードを手札に加えて、その能力を使いながら得点を集めていくという、大変面白いデッキ構築系のゲームなのです。
ただ、この風刺の効いたダークな雰囲気が『ブラッディ・イン』の魅力であるのも事実。ですのでブラッディでダークな雰囲気をさらに盛り上げてくれそうなMVの楽曲を6曲ご紹介します!
CAUTION!!!
ここから先はブラッディだよ!!!
こういうのはあくまでフィクションの中で楽しみましょうね。
甘く危険な恋の始まり:Taylor Swift”Blank Space”
まずはテイラー・スウィフトの”Blank Space”。
「豪邸に暮らし、男をとっかえひっかえするけれど誰とも長続きしない」という世間の思うテイラー像を、テイラー自身が揶揄した楽曲です。
美しいのにどこか薄暗く彩度の低い映像がゾクッとさせます。
嫉妬に狂い暴れまくるテイラーの姿はギャグっぽい気もしますが(笑)、それはそれで敢えて笑いに持っていくことでバランスを取っているのかも。
サビの歌詞が面白くて、テイラーってやっぱり才能があるんだなーと思うのです。
「長い長い元カレのリスト
彼らは”テイラーは狂ってる”ってあなたに言うでしょうね
でももうリストに空欄を作っておいたわ
あなたの名前を書くために」
ニコッ♡
この曲とほぼ同時期に、Katy Perryも「Dark Horse」というかなりヤンデレ色の強い曲を出しているんですが、ケティペリ氏が「一度付き合ったらもう離さないわよおおおおお」的な曲なのに対し、テイラーのこの曲は最初から破滅を示唆しているよう。
カニエとドンパチやったり、何かとカリカリしているイメージのあるテイラーですがまたこのBlank Spaceのように「おぉ!」と思える楽曲を出してほしいです。
ストーカー・・・に見せかけたおノロケMV:Maroon5”Animal”
お次はMaroon5の”Animal”。
この楽曲はMaroon5のボーカル、アダム・レヴィーン扮する肉屋のストーカー青年が、美女をストーカーしつつキモい妄想をしている
・・・ように見せかけて嫁を自慢しているだけのMVです!!!
ストーカーされる美女役を演じているのはアダムの妻でモデルのベハティ・プリンスルー。
どうだ!!
俺のワイフは!!!
美人だろう!!!!
というアダムの全力のノロケが聞こえてくるようです。MV公開時は「悪趣味すぎ」との批判もありました。まぁ後半のね。血がね。
モデルキラーで恋多き男として有名だったアダムですが、2014年にベハティと婚約→結婚してからは子供も2人生まれ、ベハティが幸せそうでなによりです。
怪しき5人の美少女たち:Red Velvet”Peek-A-Boo”
お次はK-POPから。Red Velvetの”Peek-A-Boo”。
「いや誰?」という方もいらっしゃるかと思いますが、Red Velvetは少女時代と同じ事務所に所属する妹分的な5人組ガールズグループ。
本国ではTWICEと匹敵するほどの人気があり、男性ファンの多いTWICEに対してRed Velvetは女性からの支持が非常に高いグループです。
もともとRed Velvetは事務所の方針なのか、毒気の強いMVが多いですが、この”Peek-A-Boo”はその中でも群を抜いて陰惨な雰囲気が漂います。
大きなお屋敷の中で暮らす、5人の美少女。
少女たちが笑顔で走り回る謎の部屋には、ピザ配達人のユニフォーム。積みあがる大量のピザの箱。そして新たな配達人が招き入れられて・・・
決定的なシーンは全くないにも関わらず、ゾッとするストーリーと薄暗い映像がメンバー5人の美しさをより引き立てていると感じます。
私は特にメンバー1の高身長、ジョイちゃんが好き。
可愛い。
本当に可愛い。
本当に本当に可愛い。
ちなみに、歌詞は割とかわいらしい感じです(和訳を書いてくれているブログ様)。
復活したアギ様はセクシーなシリアルキラー:Christina Aguilera”Your Body”
お次はChristina Aguileraの”Your Body”。いやー、中高生の頃、大好きだったんですよね、アギレラ。
アギレラはかの有名なブリトニー・スピアーズと同時代にディズニー・チャンネルで活躍しまして、それもあってその後も長い間ブリちゃんとは事あるごとに比較されていました。ぶりっ子可愛い系(褒めてる)だったブリトニーに対し、小悪魔系で迫力の歌唱力がアギレラの魅力。
あと、アルバムを出すごとにセルフイメージを大きく変えるのも特徴で、”Dirrty”でかなりビッチな感じに方向転換したと思ったら”Ain't No Other Man”ではマリリン・モンローを彷彿とさせるクラシックなブロンド美女へ。
検索してたら例示に丁度良い画像が。画像の元記事はこちら。
しかしAin't No Other Manがヒットした後はあまり楽曲に恵まれず、プライベートでも結婚したと思ったら離婚したり、妊娠を機に劇的に太ったり、色々あったのちに発表したのが今回紹介する”Your Body”です。
男をナンパしては次々にXXしていくアギレラ。このMVを最初に見たときは「アギレラ、今度は何があったんや・・・」と思いました(笑)。
アギレラは元々かなり小柄で華奢なので、このMVを見た当時は「ふ、太った・・・」と思いましたが、今見ると別に太ってはないな。それまでが痩せすぎてたんだなぁ。
可愛い。
彩度を落として薄暗くはしてあるけれどキッチュな色使いで、凄惨なストーリーを映像として魅せる工夫がすごいなと思います。
知らないおじさんについてっちゃダメだけど、綺麗でセクシーなお姉さんにもついてっちゃダメよ!!
美味しく召し上がれ♡Katy Parry”Bon Appetit”
テイラーの宿敵、ケイティ・ペリーからは”Bon Appetitt”を。
歌詞としてはそんなに尖っていない、ちょっとセクシーで気持ちの良いラブソングって感じなんですが、MVはすごい。
冒頭、一瞬「こういうシーン、レディー・ガガのMVになかったっけ?」と思ったのも束の間、えっ?えっ?えっ!?と惹き込まれていきます。
美味しく味付けされたケイティの向かう先は・・・?
最後までドキドキするストーリーの中、これまでのMVの中でもピカイチにセクシーなケイティを楽しめる作品になっていますので、是非MVを見てみてくださいね。
尚、ブラッディ度は低めですが、オチは中々ショッキングです。
お気をつけあそばせ。
捕食されし者の逆襲:Chainsmokers”You Owe Me”
最後は本気のブラッディMV、Chainsmokersより”You Owe Me”。
豪華な屋敷内と淡々と整える二人、夜になると友人が招かれ、パーティーが開かれる・・・静かでどこか不安な気持ちにさせる中盤までと、最後の怒涛の展開がすごい!
個人的には、上↑のシーンが一番好きです。ヒッチコックの映画「めまい」で使われた手法を使用した一場面。画角がじわじわ変わっていくので、背景が動いているように見えて見ている人を不安にさせます。
尚、”You Owe Me”は映像だけで楽しく、歌詞を知ってさらに楽しく、その背景を知ってより一層楽しめる、大変お得な作品となっています。
歌詞は、ざっくり言うと
「メディアはいい加減なこと書きやがって!読みもしねーけどよ!
俺を使って金儲けして、俺にだって孤独なときとかあんだからな!?
もし俺が死んだらお前らのせいだからな!!!」
的なことを歌っています。
で、私Chainsmokersって知らなかったので、このオニーチャンたちは何をそんなに腹立ててんのかしら、と思ったら2014年に”#Selfie”という曲が大ヒットした反動で、おバカなパリピというイメージを作り上げられてしまったことに対抗するための曲なんだとか。そういう意味ではテイラー・スウィフトの”Blank Space”と似たところがありますね。
”#Selfie”は私も知ってるなー。ちゃんと聴いたことなかったので改めて視聴したら、『江南スタイル』でおなじみPSYの”Gentleman”にそっくりでびっくりした。尚、楽曲の発表時期は”Gentleman”の方が1年ほど先です。
デモ版の制作者が一緒なのかもね~
いかがでしたか?
「ブラッディ・インにかこつけて好きなMVの話をしたいだけじゃろがい!」と言われたらぐうの音も出ない今回の記事ですが、皆様のお気に召すMVはありましたでしょうか?
「このゲームならこの曲を流しながら遊びたいな・・・」という妄想はちょいちょいしているので、他のゲームについてもいずれ記事にまとめられたらなと思っています♪
それでは皆さん、良いボードゲームライフを!